仕事の感動の閾値
顧客が感動してもらえるサービスまで高めるためには、ちょっと期待を超える程度ではだめだと考えている。顧客それぞれが持つある一定の閾値を超えなければ感動しない。
ちょっと心動かすだけでは意味がない。圧倒的な感動を与えるような仕事を目指したい。最近そんな感覚で仕事をしていると、顧客も結果も自然とついてくるようになってきた。いろんな経営者のタイプがいると思うが、私はまだまだ(一生)現場に立ち続けないとだめだなと思ったし、こんなに憂鬱で面白い仕事は死ぬまでやり続けたいと思う。
常識のフレームを超える
感動の閾値を超えるには、常識のフレームを超えることだと思う。例えば、顧客のために仕事をするという常識のフレームを取っ払ってみる。私たちは顧客に忠実になるのではなく、顧客のより良い変化に忠実になる。と定義した。それによって、企業サイトに記載する代表メッセージの原稿に我々からフィードバックをするときもあるし、論理的に考えて絶対に実行すべき施策についてはしつこく提案してきた。このことで、逆に信頼してくれる瞬間がある。これこそ感動の閾値を超えることだと思う。
これは、営業段階、企画段階、制作段階、すべての段階で感動してもらうことが可能だと思う。ひいては、プロジェクトのアウトプットを通じてユーザーを感動させて、目的とする結果を導かなければプロとして失格だ。
そのために、私たちはこれからも常識のフレームを飛び越えていく。
そんなことを考えながら、「社内の肩書きをインベンターとアーキテクトの2種類だけにしました。」
株式会社商藝舎 代表取締役社長
アイデアを中心に仕事をしています。